混沌魔術のやり方 ルーンないし象徴をもちいての印形作成
ここまで、イラスト、文字、音、自動書記による印形の作成方法を公開してきました。
こちらでは、ルーンを用いた印形の作成方法を公開させていただきます。デザインや作成自体は基本的に今まで出た方法論と大差ありません。
その前にルーンについて軽く説明します。英語版象形文字で、ヴァイキング時代には実際に使用された文字であり地方によって発展に差異が産まれたために文字数にバラツキがあります。
神秘的なイメージはトールキンの指輪物語やゲームアニメ等の影響です。失われたなんちゃらな設定とかなく、古いお墓にルーン文字で名前が彫られていたりします。
そのルーンですが、直線的な形の象形文字であるルーン。線を重ね、重複した線を消す。また配置の仕方に拘り放射状や左右対称に配置して行きます。
使用するルーンの選定方法ですが、象形文字ないし象徴としてなら余り多い数は使わないほうがデザインも意味ないし意図の集約もしやすいと思います。
純粋にアルファベットとして用いる場合は、文字による印形作成の方法と同じように行っていきます。
そして意味のチョイスの仕方ですが、こちらは団のカリキュラムになりますので公開はできませんが一つの指針を。元々、騎士団ではルーンを個人象徴として使えるように従士期間に教育されます。それは大まかな意味しか教えられず、自分にとってその文字は何を示すか?を全文字追求していきます。これを終えることで、他人の決めた意味をなぞるだけのルーン魔術ではなく、あなただけのルーン魔術が出来上がっていきます。使い方は、他の作成方法にある使い方と同じです。
1枚目。円で囲む基本的な形で、対象を意識して作成しました。
星座のような折れ線や曲線を取り込み、線の終わりの止め装飾を▲にする、二重円で囲む事でGD系の印形の雰囲気になります。
お読みいただき、ありがとうございます。
WoodLow 017